通信制高校の事~意外と知らないその仕組み①
「通信制高校」と聞いて私がイメージしたのは、
中学校までの期間を不登校や病気など様々な理由で通えなかった人が、全日制のように毎日通わずに高校卒業資格を取得する為に行くところ
でした。
実際、通信制高校の事を具体的に知るようになったのは、
子供が病気になって全日制の高校にこのまま通い続けることは難しいかもしれない
そう思ったからです。出来れば大学まで出してやりたいくらいに考えていたのに高校すら卒業出来ないかもしれない。
全日制の高校は毎日登校するのが基本なので、とにかく通って授業に出席しなければ始まりません。
病気になり約3週間程休んで療養し、快復して保健室登校から少しずつ復帰を目指し始めて直面した現実。
授業の内容が進んでしまっていて全く分からない。
もちろんこうなる事は予測はしていました。なので自分で頑張って勉強して追いつくしかありません。幸いにして子供がいた学校はとてもとても親切で、本人が頑張りたいと相談しに行けば対応してくれる所ではありました。
ですが、病み上がりで体調と相談しながらの登校の中、授業にも完全に出れる訳ではない状態では到底難しい事でした。
そこで、「通信制高校への転校」を考えるようになりました。
ですが、全く何も分からない中、どうやって探したらいいのか悩んで検索して最初に出会ったのが、「通信制高校ナビ」というサイトでした。
そこは全国の通信制高校の紹介がされていて、地域を選べば候補が出てきます。
ここで初めて知った事実。
大阪には通信制高校と呼ばれる学校が45校もあったんです。
周りの知り合いに通信制高校へ進学していた人に話を聞くと、週に何回か通うコースがある学校もあるなど、「通信制」と言っても最初にイメージしていたような「全く通わない」訳ではない事だけは知っていました。
それに通信制高校にも最低限の通学義務もあるようでした。
この時点で、子供の病気は快復し始めていて全く通えない訳ではなかったし、本人も「引きこもり」にはなりたくないとの強い意思がありました。
なので、ナビの上から通学可能な範囲の学校に絞り資料請求からスタートしました。
資料が届き目を通すも全く分からない。
いずれにしても、本当に転校するのであれば一度は行ってみる必要があるので片っ端から全部個別相談に行きました。
その数、全部で14校。
その中でやっと掴めた通信制高校の基本の仕組み。
それは、
- スクーリング
- レポートの提出
- 試験を受ける
この3つをクリアすれば単位が認定されるという事。
そうして認定された単位数が、
74単位(私が行った中では1校だけ76単位という学校がありました)
に達すれば高校卒業という資格になります。
で、ここからが問題なんですが、
スクーリングってなに?
レポート提出って何を出すの?
この方法が学校によって本当に様々なんです。
これについて、私が掴んだ事を詳しく説明して行こうと思います。
P.S
下記のサイトも参考にしてみてください。